
滋賀県鍼灸院
サーナはりきゅう治療院 院長です

本日 1月26日 ・・・

入口で撮影していただきました


急な階段 ・・・

院長は 数え年では 42歳 ・・・
厄年でも 「本厄」

・・・ そこで 院長は 厄除けのため
滋賀県大津市石山にある 「立木観音」 にいってきました
立木観音 とは ↓ 以下立木観音ホームページより
「1200年前 弘法大師が諸国をご修行中
不思議な霊験のお導きにより光る霊木を見つけられました
大師は自分が丁度 42歳の厄年に当たっていたので
未来永劫の人々の厄難厄病を救い
諸々の願い事を叶えようと発願して
等身大の聖観世音菩薩を心願を込めて御刻みになりました」
弘法大師空海が導かれたからこそできた 厄除けの寺院
上の写真にあるように
本堂まで続く約 800段 もの急な石段をのぼり

『厄』 を祓っていただきました

・・・ うん? そもそも 厄年っていったい何?
じつは 厄年 ・・・ 文献では 平安時代に すでに存在していて
陰陽道 に起源があると考えられてはいますが ・・・
(陰陽道=日本で独自の発展を遂げた占い)
ハッキリとしたことは 分かっていません

ちなみに この陰陽道は ・・・
鍼灸の 中国医学をもとに生まれたもの

( 参考ブログ 「陰陽屋へようこそ」 ) ← 要クリック
うん? では ・・・ やはり 中国医学でも 「厄年」 は

分かっていないのか?
いいえ 違います

それは ・・・
「養命酒」 のコマーシャルで言われている
女性は 7 の倍数 男性は 8 の倍数 ・・・
<参考ブログ 『養命酒』 女性は7の倍数> ←要クリック
この 7 と 8 に答えがあります
前のブログでは 女性の 7 について書かせていただきました

では男性の 8 は?
男性は ~ 8歳の周期で変化していくのです
① 男性は 8歳で 気力が充実し 髪が長くなり 歯が生え変わる
② そして より力を備えるのが 倍数の16歳~
③ 24 歳で男性としての身体ができあがり~
④ 32歳は男性として 身体が最も充実した時期~
⑤ しかし ・・・ 40 歳からは 力は一気に衰えはじめ
⑥ 48歳になると 顔にシワが増え さらに老化が進みます
・・・ つまり 数え年ではない 今の 院長の40歳から

まるで 坂を 転がり落ちるように
8年ごとに老いていく ・・・
これが まさに 「厄年」 の起源ではないでしょうか?

さらに 男性であれば 最初の本厄は 25歳
8 の倍数 24歳は 男性としての身体ができあがる時
・・・ これを 陰陽道では

身体ができあがり 勢いがピークとなる年齢なので
自らの力を 過信しすぎないためにも
ここで 人生最初の厄年を ~
・・・ と考えたのかもしれません

・・・ では 「厄」 はどうすれば ・・・
はい

老化が進む~ ・・・ 「陰」
自らの力アップ~・・・ 「陽」
この 陰・陽 のバランスを整え
「厄」 のない 生活をしていただくのが
鍼灸治療なのです

▲ by sanaharikyu | 2016-01-26 21:10 | はり・きゅうのこと | Comments(2)