
南草津鍼灸院
サーナはりきゅう治療院 院長です

先日 ・・・
ある芸能人のブログに こう書かれていました

~失礼

『胃の状態が良くなくて・・・
薬を飲んでもなかなか良くならず 病院をハシゴしてあちこちかけまわりました
その時におもしろいなーと思ったのが
西洋医学と東洋医学の違い!
最初に診察した胃腸科の先生は
検査に異常はなかったので・・・
西洋医 「いますごくストレスかかえてたりします?」 と一言
しかし東洋医は
「西洋医学ではハッキリした原因のない症状は診断しづらいからストレスってことに・・・
しかし人は生まれ持った性質があるから東洋医学で見るとまた違う角度から見られますよ』
これが全てではないのですが確かに

西洋医学と東洋医学の考え方は違います
<西洋医学> の考え
身体は臓器や組織の集合体
身体の悪い場所を適確に見つけ それを取り除き改善する治療
<東洋医学> の考え
心身一如(心と体は一つ)
身体全体を診て 病気を治すために 病人を治す
上のブログを読んで 「ハッ!

今月の滋賀県鍼灸師会 勉強会で
講師の鍼灸師の先生が 最初に皆に伝えて頂いた言葉
~ 「わたしは 治療という言葉ではなく
治癒という言葉をつかいます

治療 も 治癒も最初は "治す" ですが
治癒その後は "癒す" と変わっていきます
病んだ身体が治ると同時に
心身ともに癒される 治癒とは素晴らしいです

と同時に 治癒については
身体を病気になる前の元気な状態に戻すことがゴールではなく
病気なってしまう 根源的な原因を取り去ることが
よりゴールに近いことであると 再認識しました
そして 近年では 大きな病院などで漢方薬が処方されるなど
西洋医学が東洋医学を受け入れているという傾向があります
西洋医学の最大の特徴とも言えるメスによる手術と
手術後の患者さまの回復力アップの東洋医学
2つの医学が手をとりあって
より 患者さまを想う治療ができる日までそう遠くないと願いたいです

▲ by sanaharikyu | 2014-07-29 16:48 | Comments(0)