アンチエイジング ⑨
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自然に免疫力をアップさせ
アンチエイジングにつながる
イチバンの方法
それがなんと
アンチエイジング ⑨
最終回です
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こんにちは
南草津鍼灸院
サーナはりきゅう治療院 院長です
前回ブログ アンチエイジング ⑧ ←クリック
で書かれていただいた 上記のことば
イチバンの方法
それがなんと
たすき掛け(タスキガケ)
です
たすき=襷
とは
主に和服において
袖(そで)や 袂(たもと)が
邪魔にならないように
たくし上げるための
紐(ひも)や布地のことです
襷=たすき
のかけ方は 大きく2種類あります
通常の たすき は (1)の
(1)身体の背面で交差させる方法=たすき掛け
(2)一方の肩から腰にかけて 斜めに垂らす方法
でも ・・・ たすき
と いえば !
やはり!! (2) のこれです!!!
駅伝の 襷
(箱根駅伝 ~駒沢大学陸上部~
・・・院長もここで頑張りました )
今では 「襷」 は日常的にも使えるものですが
大昔~は 神事のときに 身を飾って
邪 (外敵)から身を守る
目的で
身につけたのが始まり
とも考えられています
邪 から身を守る?
たすき(1) の
分かりやすい その姿が
千と千尋の神隠し
の 千尋(ちひろ)
↑ タスキ掛け
タスキを掛けることによって 千尋は
~大きな力と 可能性を身につけます~
(宮崎駿監督~
大ファンなので 使用を許してください )
(千尋がタスキを掛けたときの決心は ・・・
映画を観てください )
タスキ掛けには 意外な効果があります
日本で大昔から
身を守るため~ 生活のため~
つかわれている タスキ掛けには
冷え性を改善したり
免疫力をアップしたり
さまざまな病気を予防する
意外な効果が盛りだくさん
代表的な タスキ掛けの効果とは?
★ 冷え性を改善する効果
冷え性は・・・
自律神経のバランスの乱れにより
体温調節が うまく働かなくなってしまう時 ・・・
冷えを感じてしまいます
タスキ掛けにより
「風門」 を刺激すると
熱が生まれ
全身の血行が良くなり
自律神経が 正常に働くようになり
冷え性が改善します
★ 関節を伸ばし 代謝アップ
タスキ掛けの姿勢は ・・・
背中 首や腕 肩の 関節を伸ばし
筋肉をリラックスさせる効果があります
「リラックス 」
の結果 ・・・
心身にも良い影響を与えます
筋肉の緊張を防ぐことにより
関節は 自由に動きだします
それによって
新陳代謝の促進
という効果があります
● 寒さ・暑さに対する
抵抗力アップ
で免疫力がアップ
タスキ掛けで 風門を刺激すると
風門 は強化されます
寒い~暑い
多少の 外気温の変化にも
身体が驚かなくなります
寒さに対する抵抗力がつき(暑さにも)
(抵抗力=基礎体温の上昇)
免疫力がアップするので
さまざまな病気を予防する効果と共に
アンチエイジングにも最適
アンチエイジングを目指す
アンチエイジングに効く
という言葉をよく目にします
しかし 本来
アンチエイジング とは
<加齢>に目を向けた
究極の予防医学 といえます
鍼灸治療も同じ
究極の予防医学 です
東洋医学の教科書
黄帝内経(こうていだいけい)
に このようなことが書かれています
「聖人(理想の人)は
すでに病気になってから治すのではなく
~身体~ と ~こころ~
の状態を「健康なの?病気なの?」という
2つに分けてしまわずに
~身体~ と ~こころ~ の 変化を
一体的に つながったものとして考えます
(どういうこと?
現代的に例えます)
身体の変化 ・・・
女性にとって代表的なものとして
「今日はなんだか お化粧の のりが悪い・・・」
この時点で 「治す」
を考えるのが聖人です
「肌が荒れてしまったぁ~ 」
「ブツブツができたぁ~ 」
それから 悩むのは
そこから 薬を使うのは
ノドが渇いてから 井戸を掘ったり
戦争が始まってから 兵器を製造したり
することと同じ
それでは 遅すぎる
大昔~ からの 鍼灸治療の考え
~未病~
とは こういった考えが基本です
未病を診る
アンチエイジングする
とは こういうことです
~ご自身で ご自身を 診る~
そのための アンチエイジング治療
たすき掛け
始めましょう!
たすき掛け の方法は次回 ...
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by sanaharikyu | 2020-03-10 18:03 | はり・きゅうのこと | Comments(0)